宇井純代表理事の葬儀で弔辞を述べた柴田徳衛さんが『環境と公害』の前身である『公害研究』の創刊号(写真右上)に、今日の日本環境会議への脈々とした歴史の流れ、伝達の源泉とも言うべき写真(モノクロ)を“発見”した。創刊2ヵ月前の1971年5月15日、東京・新橋4丁目のビル(現在の統計研究会は1丁目)で開催された編集会議のもようを写した貴重な記録である。爾来35年。2006年12月9日、統計研究会会議室で「JEC12月公害研究委員会」が開かれた。今回の表紙写真はその時のものである。35年前を模して撮影したものであることはいうまでもない。2枚の写真を比べると、宮本憲一、柴田徳衛、岡本雅美の3人の方々しか生存されていない! 時の流れというべきか………。
写真右:左手前から時計回りに……山下英俊、氏川恵次、村山武彦、磯崎博司、永井進、淡路剛久、宮本憲一、平松キヨ子(統計研)、柴田徳衛、村本絹江(統計研)、木原啓吉、保母武彦、寺西俊一、岡本雅美、礒野弥生、山崎圭一
=06年12月9日、東京・新橋の統計研究会会議室で
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