『環境と公害』編集委員会

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第48巻第1号 2018年7月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 国際輸送分野の温暖化対策 磯崎博司 1
特集1 東日本大震災と原発事故<シリーズ31>:福島原発事故の被災地・被災者の救済に向けて 2
特集1 特集にあたって 寺西俊一 2
特集1 東電原発放射能公害から7年,求められるもの――不条理と例外状態の続く,飯舘村の視座から 糸長浩司 3
特集1 京都訴訟判決の評価と課題――京都地裁平成30年3月15日判決 田辺保雄 10
特集1 福島原発被害東京訴訟の東京地裁判決の評価と課題――4たび国の加害責任を認め,損害論も前進するが,まだ道のり半ば 中川素充 16
特集1 いわき支部「避難者訴訟」判決の評価と課題――「指針」の否定と帰還政策への追従 米倉勉 22
特集2 欧州における地域からのエネルギー転換の最前線 28
特集2 再生可能エネルギーの市場化と地域貢献をめぐる課題――ドイツの市民風力発電事業を事例として 山下英俊・渡辺重夫 28
特集2 欧州におけるエネルギー協同組合の実態と意義 寺林暁良 33
特集2 再生可能エネルギーの市場化と自治体エネルギー政策の対応――ドイツのシュタットベルケの取組みを事例として 藤井康平 39
特集2 フェルトハイムの現実とその評価――再生可能エネルギー事業の先進事例を捉え直す 寺林暁良・渡辺重夫・藤井康平・西林勝吾 45
方法としての年表が明らかにするもの――『原発災害・避難年表』の編集を終えて 堀川三郎 52
投稿論文 オーストリアにおける農業環境政策と農林業所得 石倉研 56
事例研究 エムシャー川再自然化事業――エムシャー水管理組合の新たな取組み 西林勝吾・渡辺重夫・寺林暁良 63
会議動向 COP23の結果とCOP24に向けた課題――パリ協定の実効的な実施をめざして 高村ゆかり 67
書評 鈴木達次郎『核兵器と原発――日本が抱える「核」のジレンマ』 鮎川ゆりか 69
都市学の創始者柴田徳衛さんを偲ぶ 宮本憲一 70

第48巻第2号 2018年10月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 災害は,忘れる間もなく,やってくる 寺西俊一 1
特集1 東日本大震災と原発事故<シリーズ32>:第4回「原発と人権」集会から 2
特集1 特集にあたって 礒野弥生 2
特集1 福島第一原発事故の後始末と公論形成――公論形成の前に考えるべきこと 平川秀幸 3
特集1 原発災害からの復興財政――国、県、市町村財政の検証 井上博夫・藤原遥 9
特集1 福島原発事故賠償訴訟における損害論の課題 若林三奈 15
特集1 第4回「原発と人権」全国研究・市民交流集会 in ふくしま――人間・コミュニティの回復と原発のない社会をめざして   21
特集2 辺野古に基地を作らせない――沖縄環境報告 22
特集2 蹂躙される沖縄の環境と民意――日本にとって沖縄とは何か 桜井国俊 22
特集2 ジュゴン訴訟――15年の経験と今後の展望 吉川秀樹 29
特集2 辺野古の新基地建設工事による環境への影響 安部真理子 34
特集2 沖縄・辺野古のジュゴン――基地建設に翻弄される北限の個体群 細川太郎 39
特集3 築地市場の豊洲移転はこれでよいのか 41
特集3 特集にあたって 寺西俊一 41
特集3 豊洲新市場・汚染対策の顚末――日本最大の汚染地を取得し、東京都はそこで何を行ったか 水谷和子 42
特集3 地質汚染化学の単元調査法から見た地質汚染問題 楡井久 49
特集3 有害物質による将来的な健康影響のおそれ――築地市場の豊洲移転に伴う環境汚染による健康影響 藤原寿和 55
投稿論文 国内遺棄旧日本軍毒ガス弾等の処理の課題――2003年閣議決定に基づく対応に関する考察 小林悦子 61
書評 松井克浩著『故郷喪失と再生への時間――新潟県への原発避難と支援の社会学』 尾崎寛直 68
書評 添田孝史著『原発と大津波 警告を葬った人々』『東電原発裁判――福島原発事故の責任を問う』 大坂恵里 69
書評 舩橋晴俊・田中重好・長谷川公一監修、長谷川公一・山本薫子編『原発震災と避難――原子力政策の転換は可能か』 藤川賢 70
書評 本堂毅・平田光司・尾内隆之・中島貴子編『科学の不定性と社会――現代の科学リテラシー』 除本理史 71

第48巻第3号 2019年1月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 沖縄に対する「歴史的差別」の中止を 宮本憲一 1
特集1 水俣病の疫学 2
特集1 特集にあたって 吉村良一 2
特集1 水俣病被害救済問題と訴訟の現状 淡路剛久 3
特集1 水俣病事件はなぜ「解決」が出来ないのか?:通常の中毒症の診断方法とは 津田敏秀 7
特集1 因果関係の疫学的証明の意義:判例の動向 渡邉知行 13
特集1 水俣病における因果関係判断において疫学が有する意義 吉村良一 19
特集1 ノーモア・ミナマタ訴訟の課題と疫学的因果関係問題:アメリカ疫学文献に沿いつつ 吉田邦彦 25
特集1 《座談会》水俣病の疫学をめぐって 園田昭人・高岡滋・吉田邦彦・渡邉知行・淡路剛久・吉村良一(司会) 29
特集2 東日本大震災と原発事故〈シリーズ33〉:ふるさと喪失の被害実態と損害評価 38
特集2 特集にあたって 除本理史 38
特集2 区域外避難の合理性と被害 黒田由彦 39
特集2 土地に根ざして生きる権利:津島原発訴訟と「ふるさと喪失/剥奪」被害 関礼子 45
特集2 原発事故による不安とコミュニティ分断:避難区域外原発事故被害の核心 成元哲 51
特集2 福島の原発事故に起因する「ふるさと剥奪損害」:その独自性・内実・試算 大森正之 58
公害地域再生の現代的課題:水俣市を事例として 除本理史 64
書評 藤川賢・除本理史編著『放射能汚染はなぜくりかえされるのか:地域の経験をつなぐ』 蓮井誠一郎 71

第48巻第4号 2019年4月

  タイトル 執筆者
リレー・エッセイ 国内でも石炭火力の中止相次ぐ 長谷川公一 1
特集1 カネミ油症50年の現実と課題   2
特集1 特集にあたって 礒野弥生 2
特集1 カネミ油症の特徴と課題:被害者の散在と未知の難病 下田守 4
特集1 カネミ油症被害の「補償」問題:公害事件等との比較を交えて 尾崎寛直 9
特集1 カネミ油症患者の次世代,次々世代を含む実態と認定問題:三地区での健康調査結果から 藤野糺・武田玲子・北川喜久雄・大脇爲常・杉山正隆・井山理美子・赤羽根巖・宮川康一・早川純午・岩瀬優子・福田章典・大石史弘・山口彩子・橋詰義幸・浦﨑貞子 14
特集1 PCB廃棄物処理の動向 村山武彦 20
特集2 石綿対策と被害救済の現状と課題   25
特集2 特集にあたって 村山武彦 25
特集2 建築基準法における石綿規制の課題:通常使用局面での調査を中心に 北見宏介 26
特集2 これからの石綿対策:石綿関連法改正をめぐって 外山尚紀 31
特集2 英国石綿規制の制度と実態 名取雄司・小出信幸 36
特集2 一人親方等に対する国家賠償責任:建設アスベスト訴訟高裁判決を中心に 下山憲治 41
特集2 建設アスベスト事例における建材メーカーの責任の理論的到達点:高裁4判決における民法719条1項後段の解釈論の検討 石橋秀起 46
特集2 《現地報告》「泉南石綿の碑」建立に寄せて 柚岡一禎 54
特集3 東日本大震災と原発事故<シリーズ34>:再生可能エネルギー100%社会をどう作るか   55
特集3 特集にあたって 原科幸彦 55
特集3 再生可能エネルギーの推進を巡る国際動向:再生可能エネルギー100%の可能性を探る 平田仁子 56
特集3 地域分散型エネルギーの地域経済効果メカニズム 田中信一郎 61
特集3 再生可能エネルギー社会へ「まず,隗より」:「自然エネルギー100%大学」への挑戦 原科幸彦・鮎川ゆりか・山口勝洋 66
書評 窪田亜矢・黒瀬武史・上條慎司・萩原拓也・田中暁子・益邑明伸・新妻直人著『津波被災集落の復興検証:プランナーが振り返る大槌町赤浜の復興』 平野勝也 71