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第44巻第1号 2014年7月
リレー・エッセイ 公害研究における学際性と国際性の伝統 岡本 雅美 1
特集1 原発再稼働に対抗する  
特集1 特集にあたって 保母 武彦 2
特集1 福島原発事故のコストを誰が負担するのか ――再稼働の動きのもとで進行する責任の曖昧化と東電救済 大島堅一・除本理史 4
特集1 大飯原発差し止めを求める京都の訴訟と運動 渡辺 輝人 11
特集1 予防原則から再開阻止を――大飯原発差し止め訴訟への意見書 宮本 憲一 15
特集1《事例報告》 玄海原発差止めをめぐる裁判と運動 稲村 蓉子 18
特集1《事例報告》 函館市による大間原発差止訴訟 ――住民を守るために自治体が立ち上がった! 兼平 史 20
論文 泉南アスベスト国家賠償第2陣訴訟高裁判決の意義 ――アスベスト被害と国家賠償 大久保規子 22
特集2 東日本大震災と原発事故〈シリーズ13〉:分断される原発被害者と補償
特集2 福島第一原発事故被害の完全救済に向けて 吉村 良一 28
特集2 福島原発事故における被害の拡大過程と地域社会 藤川 賢 35
特集2 放射能災害下の子どものウェルビーイングの規定要因 ――原発事故後の福島県中通り9市町村の親子の生活・健康調査から 成 元哲・牛島佳代・阪口祐介・松谷 満 41
特集2《事例報告》 原発事故被害の多様性と共通性――生業集団訴訟の実践から 渡邊 純 48
特集2《事例報告》 賠償で分断される原発被害者 ――主に区域外避難者・滞在者の賠償問題をめぐって 中川 素充 52
小特集 地球温暖化の科学の最先端:IPCC第5次評価報告書が示すもの
小特集 気候変動の自然科学的根拠 ――IPCC第1作業部会第5次評価報告書 鬼頭 昭雄 56
小特集 IPCC第5次報告:気候変動影響 ――顕在化しつつある影響・将来に懸念される影響 高橋 潔 61
小特集 IPCC第5次評価報告書:緩和に関する対策の新たな知見 ――国連の温暖化交渉への示唆:2度未満目標は不可能ではないが,著しい挑戦が必要 小西 雅子 66
書評 山下祐介・市村高志・佐藤彰彦著 『人間なき復興――原発避難と国民の「不理解」をめぐって』 除本 理史 70
書評 斎藤浩編『原発の安全と行政・司法・学界の責任』 吉村 良一 71


第44巻第2号 2014年10月
リレー・エッセイ 『公害・環境研究のパイオニアたち』に寄せて 寺西 俊一 1
特別寄稿 原子力災害における人権の保障 ミシェル・プリウール 2
特集1 東日本大震災と原発事故〈シリーズ14〉:復興/レジリエンス/コモンズ
特集1 復興をデザインする 窪田 亜矢 9
特集1 阪神・淡路大震災からの復興過程が教える災害復興に関する教訓 林 春男 10
特集1 被災者実態をふまえた住宅復興を 平山 洋介 17
特集1 地球環境・都市環境と防災 ――進行性リスク・突発性リスクをふまえた総合的な都市・地域づくりに向けて 佐土原 聡 24
特集1 三陸漁業・漁村の理解と持続する構造的復興に向けて ――漁場利用・操業・漁家生活・漁村コミュニティ・水産産業クラスターの再生 富田 宏 31
特集1 「ストリート」から始まる動態的な復興と再生 ――石巻市市役所大通り(現・中央一大通り)の取組みから 野原 卓 38
小特集 環境訴訟の最新動向
小特集 厚木基地騒音差止訴訟第1審判決の到達点と課題 大久保 規子 45
小特集 大飯原発3号機,4号機差止訴訟判決(福井地判平成26・5・21)について 大塚 直 50
特集2 日本環境会議発足35周年シンポジウム
特集2 日本の公害の歴史的教訓 ――公害研究委員会50年・日本環境会議35周年を回顧して 宮本 憲一 57
特集2 環境政策の盛衰――日本とドイツの場合 ヘルムート・ワイトナー 63
特集2 JEC35周年シンポジウム――開催記録 山下 英俊 71


第44巻第3号 2015年1月
リレー・エッセイ 「まち・ひと・しごと創生」と環境問題 保母 武彦 1
特集1 建材中のアスベストによる汚染と対策
特集1 本特集を組むにあたって 村山 武彦 2
特集1 建築物の既存石綿(アスベスト)問題 名取 雄司 3
特集1 建材中の石綿リスクの実態 外山 尚紀 9
特集1 アスベスト含有建材の調査・分析の課題 亀元 宏宣 16
特集1 大気汚染防止法改正と自治体の課題 ――求められるアスベスト飛散監視体制の一層の強化 小坂 浩 24
特集2 東日本大震災と原発事故〈シリーズ15〉:被災地域コミュニティの復興と再生
特集2 被災地域コミュニティの復興と再生をどう考えるのか 長谷川 公一 30
特集2 被災地域における自律・分散型エネルギーシステムの構築 ――地域社会をデザインするには 中田 俊彦 34
特集2 被災地域の林業と山村コミュニティ ――入谷生産森林組合の企業との取り組み 立花 敏 41
特集2 被災地における復興行財政の課題と住民参加 関 耕平 45
特集2 被災者の暮らしの再建と医療・福祉的課題 尾崎 寛直 51
論文 泉南アスベスト最高裁判決の意義と課題 礒野 弥生 55
論文 日本鋼管公害防止協定と地方政府間関係 野田 浩二 61
会議動向 国際シンポジウム「原発災害と人権―法学と医学の協働」 ――第3回国連防災世界会議へ向けて 大坂 恵里 67
木原啓吉さんを偲ぶ ――アメニティを提唱し実現した環境ジャーナリスト 宮本 憲一 68
追悼文――宇沢弘文先生 永井 進 70


第44巻第4号 2015年4月
リレー・エッセイ 民主主義と環境政策の危機 宮本 憲一 1
特集1 水俣病問題の解決に何が必要か
特集1 水俣病問題の解決をもとめて――特集にあたって 淡路 剛久 2
特集1 終わらない水俣病問題と民事賠償の課題――ノーモア・ミナマタ第1次・第2次訴訟との関連で 神戸 秀彦 3
特集1 国の水俣病救済責任と救済の枠組み 礒野 弥生 10
特集1 横断的比較による水俣病の補償システムの検証 尾崎 寛直 16
特集1 チッソ分社化の歴史的背景と問題点 除本 理史 19
特集1《現地報告》 水俣病事件の訴訟の現状と今後の課題 谷 洋一 21
特集1《座談会》 水俣病被害者の完全な救済をめざす枠組みとは――ノーモア・ミナマタ第2次国賠訴訟提起を受けて 園田昭人・中村洋二郎・尾崎俊之・寺内大介・淡路剛久・礒野弥生・寺西俊一・尾崎寛直(司会) 23
特集2 東日本大震災と原発事故〈シリーズ16〉:被曝の影響と避難
特集2 放射線被ばくに対する不安の心理学 鳥飼 康二 31
特集2 福島原発事故の医療・健康対策を考える 山川 幸夫 39
特集2 原発災害による野生動物の健康影響を考える――ニホンザルを例に 羽山 伸一 47
特集2 原発事故と避難政策――広域避難における避難住宅の課題 森川 清 51
論文 原発ADRの現状――その成果と限界・課題について 小島 延夫 57
論文 原子力発電所の再稼働と電気料金 大島 堅一 64
[提言] 原発賠償――被害の実態にあわせて継続を 日本環境会議 東日本多重災害復興再生政策検討委員会 原発被害補償検討部会 18
会議動向 リマ会議(COP20)の結果とパリ合意に向けた展望 高村 ゆかり 70


 
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