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第23回日本環境会議松山大会の開催案
日本環境会議(Japan Environmental Council: JEC)は、2005年3月26日(土)〜28日(月)に「第23回日本環境会議松山大会」を愛媛県松山市において開催いたします。
今回の大会では、「地域から環境を変える」という全体テーマのもとに、第一日目の3月26日(土)午後に「アジア地域の環境アセスメントおよび環境管理に関する国際シンポジウム」(愛媛大学21世紀COE事業推進委員会との共催)を行い、第2日目の3月27日(日)の午前・午後に4つのテーマ別セッション(1.「中山間地域の再生戦略を考える」、2.
「環境再生と地域産業」、3.「瀬戸内の環境破壊と再生」」、4.「環境NPOのあり方と四国の取り組み」」)、および、「アジア環境協力をめざして」と題する特別セッションが予定されています。全国各地から多数の皆様のご参加を期待しております。なお、より詳細なプログラムを含む最終案内と参加申し込み等、本大会に関する今後の情報や案内は、日本環境会議のホームページ(http://www.einap.org/jec/)に掲載されますので、随時、ご参照ください。
2005年1月
日本環境会議(JEC)事務局
●日程:2005年3月26日(土)・27(日)・28日(月)(受付開始:3月26日午後1時〜)
●会場:松山大学(愛媛県松山市)
●テーマ:「地域から環境を変える」
●共催:日本環境会議、松山大学、愛媛大学21世紀COE事業推進委員会、「アジア環境白書」編集委員会
●後援:日本弁護士連合会、日本自然保護協会、日本生活協同組合連合会、日本町並み保存連盟、財団法人日本生命財団、財団法人ニッセイ緑の財団
●参加費:2000円(資料代および手数料を含む)
●第23回日本環境会議松山大会実行委員会現地事務局
実行委員長:立川涼(愛媛県環境創造センター長/日本環境会議代表理事)
同事務局長:鈴木茂(松山大学教授)
同事務担当:張貞旭(松山大学助教授) chang@cc.matsuyama-u.ac.jp
〒790-8578 愛媛県松山市文京町4-2松山大学経済学部
Tel:089-926-7416(張)
Fax:089-926-7565
●参加申し込み
下記のWebページでお申し込みください。
受付のURL:http://ha1.seikyou.ne.jp/home/MatsuyamaUnivCoop/syukuhaku/kankyo-syukuhaku.htm
基本プログラム:
●3月26日(土)午後
会場:松山大学「カルフール」3階
13:30〜17:30 「アジア地域の環境アセスメントおよび環境管理に関する国際シンポジウム」
主催:愛媛大学21世紀COE事業推進委員会、日本環境会議
<司会> アンナマライ・スブラマニアン(愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授)
開会挨拶:武岡英隆(愛媛大学沿岸環境科学研究センター長)
淡路剛久(日本環境会議理事長・立教大学教授)
基調講演:「アジアの廃棄物問題と循環形社会形成への展望」
酒井伸一(国立環境研究所循環型社会形成推進廃棄物研究センター長)
アジア各国からの報告:
1.「フィリピンの生活廃棄物処理の課題」ゲナンドリアリン・ペラルタ(フィリピン大学大学院環境工学研究科助教授)
2.「アジアのゴミ投棄場における残留汚染物質問題」 田辺信介(愛媛大学沿岸環境科学研究センター教授)
3.「リスクをベースにした化学物質管理の最近の取り組み」 ドンスー・イー(韓国ソウル大学環境大学院教授)
4.「揚子江および東シナ海における海洋環境問題」 ダオジ・リー(東中国師範大学教授)
総合討論
17:40〜18:20 日本環境会議会員総会
会場:松山大学「カルフール」3階
18:30〜20:00 懇親会(会費:5000円)
会場:松山大学「カルフール」1階(生協食堂)
●3月27日(日)午前
会場:松山大学8号館
9:00〜12:00
【第1セッション】(前半):「中山間地域の再生戦略を考える」
<座長> 中川聰七郎(鳥取環境大学教授)
問題提起:「わが国の社会・文化の特質と中山間地域再生の方向」 小川全夫(九州大学大学院教授)
報告T:「農林業をどのように再生するか」
1)「中山間地域農業政策の論点」 大隈満(愛媛大学教授)
2)「高投入農林業の克服と環境保全」 家串哲生(酪農学園大学講師)
3)(事例報告)「若者参入による林業再生の取り組み」 白川哲也(鰍「ぶき課長)(愛媛県久万高原町)
4)(事例報告)「農業への若者参入の基本条件」 佐藤隆((有)やさか共同農園)(島根県弥栄村)
【第2セッション】:「環境再生と地域産業」
<座長> 小松洋(松山大学教授)
1)「環境ビジネスの現状と課題」 塙賢治(日本政策投資銀行社会環境グループ政策企画部調査役)
2)「製紙スラッジ焼却灰の有効活用技術開発の現状と課題」逸見彰男(愛媛大学農学部教授)
3)「廃油脂のリサイクルシステムの構築と環境負荷低減への寄与」王祥生(潟_イキD-oil事業部)
4)「有害化学物質の浄化技術開発と環境ビジネスの可能性」本田克久(三浦工業且O浦環境科学研究所所長)
5)「愛媛パルプ協同組合における古紙リサイクル事業の現状と課題」伊藤俊次(愛媛パルプ協同組合理事長)
【特別セッション】「アジアの環境協力をめざして」(共催:「アジア環境白書」編集委員会)
韓国、中国、台湾、マレーシア、タイ、インドネシア、シンガポール、ネパール等から、「アジア・太平洋環境会議」(AEC)の主要メンバーを招聘し、これからの「アジア環境協力」への課題をめぐって報告と討論を行う。
12:00〜13:00 昼食(休憩)
●3月27日(日)午後
会場・松山大学8号館
13:00〜16:00
【第1セッション】(後半):「中山間地域の再生戦略を考える」
報告II:「連携・交流と地域資源利用をどう進めるか」
1)「グリーン・ツーリズムの展望と課題」 佐藤誠(熊本大学教授)
2)「I・Uターンの動向と課題」 笠松浩樹(島根県中山間地域研究センター)
3)(事例報告)「緑の雇用事業の成果と展望」 和歌山県庁農林水産部緑の雇用推進局
4)(事例報告)「"プレッシュパークからり"の実践」 森本純一(愛媛県五十崎町商工会事務局長)
報告III:「住民自治をどのように進めるか」
1)「中山間地域における"小さな自治"の課題と展望」 小田切徳美(東京大学大学院助教授)
2)「市町村合併と地域社会・住民自治」 地井昭夫(広島国際大学教授)
3)(事例報告)「小さな自治30年の経験から」 辻駒健二(川根振興協議会会長)(広島県安芸高田市)
4)(事例報告)「区長制導入の提案について」 逢坂誠二(北海道ニセコ町長)
全体会
【第3セッション】:「瀬戸内の環境破壊と再生」
<座長> 立川涼(愛媛県環境創造センター長)
1)「瀬戸内海の新たな風景」 西田正憲(奈良県立大学教授)
2)「瀬戸内海の環境とその長期変動」 武岡英隆(愛媛大学教授)
3)「豊島問題のその後」石井享(廃棄物対策豊島住民会議)
4)「瀬戸内海の環境変遷と瀬戸内法30年」 湯浅一郎(産業技術総合研究所中国センター)
【第4セッション】:「環境NPOのあり方と四国の取り組み」
<座長> 北島健一(松山大学教授)
1)「現代日本のNPOをめぐる現状と課題 中村陽一(立教大学教授)
2)「環境市民活動と協働のあり方」 吉田啓二(愛媛リサイクル会)
3)「島が丸ごと博物館−高知県柏島」 神田優(黒潮実感センター)
4)「森の手入れで洪水を防ぐ−市民による吉野川"緑のダム"研究」 姫野雅義(吉野川みんなの会)
5)「台風16号洪水から考える肱川の治水」 有友正本(大洲市の住民投票を実現する会)
6)「環境と防災」 大野恭子(愛媛環境ネットワック)
16:00〜16:30 全体会(まとめ、大会会宣言の採択など)
会場:松山大学8号館
●3月28日(月)午後
現地見学ツアー(希望参加)
参加費:6,500円(弁当込み)
*見学場所:大王製紙と愛媛県パルプ協同組合
*出発時間:08:00(集合場所:松山大学正門)
*終了時間:17:30(解散場所:松山大学正門、15:30にJR伊予三島もしくは川之江駅下車も可)
*定員50名:大型バス(55名乗り)を利用します。
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