2006 10/17 更新分
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 JEC連続セミナー 第1回:11月3日、第2回:11月11日開催
◆水俣病とアスベスト禍に焦点を当て 「公害は終っていない」◆
日本環境会議・『環境と公害』編集委員会の連続講演会の2回目までの開催要領が決まりました。
タイトルは“公害は終わっていない ~維持可能な社会に向かって水俣病50年・アスベスト被害を問う”です。
この連続セミナーは、今年、公式確認から50年ということで水俣病に関心が集まっているが、一方、昨年大きく社会問題化したアスベスト被害にも焦点を当て、21世紀を環境の世紀とし「維持可能な社会」を創るためには、こうした公害問題の真の解決が不可欠というスタンスから企画されたことと、各大学で連続して開催し、とくに若い人たちにこの問題を学んでもらおうという点に特徴がある。
講演会は来年5月まで連続開催の予定で、皮切りとして1回目が11月3日(一橋大学)、2回目が11月11日(明治学院大学)開催されることが決まりました。水俣病とアスベスト禍に視座を置いたユニークなセミナーへ、より多くの人たちが参加して欲しいと主催者は望んでいます。
テーマ
“公害は終わっていない ~維持可能な社会に向かって水俣病50年・アスベスト被害を問う”
<第1回>
日時/会場 2006年11月3日(祝) 14:30~16:30
 一橋大学(国立キャンパス) 西本館21教室
〈講  演〉 宮本憲一(滋賀大学名誉教授・大阪市立大学名誉教授)
 「公害は終わっていない――水俣病50年とアスベスト被害を問う」
〈報  告〉 一橋大学経済学部寺西俊一・山下英俊ゼミの学生による研究発表
 ①水俣病問題について
 ②アスベスト問題について
〈パネルディスカッション〉 司会:寺西俊一(一橋大学大学院経済学研究科教授))
 「今、私たちは何をすべきか。何ができるか」
<第2回>
日時/会場 2006年11月11日(土) 15:00~17:30
 明治学院大学(港区白金台キャンパス) 2号館2301講義室
〈報  告①〉 淡路剛久(立教大学 大学院法務研究科委員長)
 「『水俣病問題に係る懇談会』報告書をめぐって」
〈報  告②〉 尾崎寛直(東京経済大学 経済学部専任講師)
 「四日市大気汚染公害とその後」

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