APNEC11 韓国会議
 アジアは、中国、インドなど人口大国を抱え、世界の半数以上の人々が暮らしています。また、アジアは、経済成長が著しく、世界の生産基地と化しています。こうした経済発展の裏側で、地域的にみると、非常に深刻な環境問題が起こり、地域住民に被害を及ぼしています。同時に、気候変動問題に典型的にみられるような地球規模の環境問題の原因にも、アジアが大きな寄与を有しています。アジアが持続可能な発展を遂げることは、人類全体にとって極めて重要な課題となっています。
 こうした問題意識をもつ環境問題の専門家・NGOが中心となって、第1回アジア・太平洋NGO環境会議(Asia-Pacific NGO Environmental Conference: APNEC)が1991年にタイのバンコックで開かれて以来、2,3年に一度のペースで、各国でAPNECが開かれ、連帯と相互協力のためのネットワークが形成されてきました。

 2009年11月下旬に京都で開催した「第9回アジア・太平洋NGO 環境会議」(APNEC-9京都会議),2011年11月19日(土)~23日(水)の日程で開催された「第10回アジア・太平洋NGO 環境会議」(APNEC-10台湾会議)に続いて,今年は、韓国,全羅北道(Jeollabuk-Do) の全州(チョンジュ)において,「第11回アジア・太平洋NGO環境会議」(APNEC-11韓国会議)が開催されます。詳細につきましては、HP等にて順次ご案内していきます。 多数の皆様のご参加を期待しております。
APNEC-11 韓国会議のご案内(第一次)
日 程 2013年11月1日(金)~11月4日(月)
報告タイトル・要旨提出〆切 2013年7月31日(水)(※早めの申し込みにご協力ください)
フルペーパー提出〆切 2013年9月下旬(予定)
プログラム
11月1日(金) レセプション
11月2日(土)
  ~3日(日)
大会メインプログラム
〇特別セッション:「(仮)脱原子力社会へ向かって」
  国際セッション(招待講演者)
  国内セッション(韓国内の講演者)
〇一般セッション(国内外の公害環境問題に関わるテーマ。分野は自由)
  ※要旨等の提出〆切については上記参照
11月4日(月) 現地ツアー(エクスカーション)
  ※1日ツアーコース案
    ①放射性廃棄物処理場建設が,住民の反対運動により撤回されたプアン
    ②広大な水辺空間の干拓計画に揺れるセマングム
*日本からの参加者については、混乱を避けるために、JEC事務局で全体の参加予定者リストをとりまとめ、現地の事務局に連絡します。ご協力をお願いいたします。
 
JEC 日本環境会議