2011年3月11日に発生した東日本大震災および福島第一原発事故から早くも丸4年以上の歳月が経過しました。しかし、この未曾有の複合的大災害からの復興と再生の実情は、数多くの諸問題を抱えているといわざるをえません。
私たちは、この大震災と福島原発事故からの復興と再生は、何よりも数多くの被災者の方々が失うことになった人間的な諸権利、生活と生業の全面的回復をめざすものでなければならないと考えます。
東日本大震災と福島原発事故からの復興と再生をめざす取り組みの5年目にあたり、下記のとおり、市民公開の特別シンポジウムを開催いたします。
多数の皆さまのご参加を心から期待いたします。
◎「日本環境会議(JEC)からの意見書」(第 2 次)はこちら
◎「全ての被災者の諸権利と生活・生業の全面的な回復を求める特別声明」はこちら
◎報道について
◎開催記録はこちら
日程 | 2015年6月6日(土) 午後1時半 ~ 午後5時半(受付開始:午後1時~) |
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会場 | 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー 1012教室(入場無料) |
主催 | 日本環境会議(JEC) |
共催 | 日本弁護士連合会 |
13:30~13:40 | 開会挨拶 宮本憲一(大阪市立大学名誉教授・日本環境会議名誉理事長) 小島延夫(日本弁護士連合会) |
13:40~14:20 | 基調講演① 塩崎賢明(神戸大学名誉教授・立命館大学特命教授・日本環境会議代表理事) 「復興災害:何が問題か―阪神・淡路大震災から20年、東日本大震災から5年目を迎えて」 |
14:20~15:00 | 基調講演② 森川憲二(日本弁護士連合会・災害復興支援委員会幹事) 「東日本大震災後のすまいと暮らしの復興と再生に係る提言」 |
(休憩) |
15:10~15:30 | 提言① 除本理史(大阪市立大学教授・日本環境会議事務局次長) 「福島復興政策の現状と原発賠償の課題」 |
15:30~15:50 | 提言② 井上博夫(岩手大学教授・日本環境会議理事) 「震災復興行財政の検証と今後のあり方をめぐって」 |
15:50~16:10 | 提言 ③ 保母武彦(島根大学名誉教授・日本環境会議代表理事) 「被災地域の復興・再生のあり方をめぐって」 |
16:20~17:20 | 司会・進行(コーディネーター): 寺西俊一(一橋大学特任教授・日本環境会議理事長) パネリスト:塩崎賢明、森川憲二、除本理史、井上博夫、保母武彦、吉田邦彦(北海道大学教授) 〔総合討論〕 (フロアーからの発言・質疑応答を含む) |
17:20~17:30 | 全体のまとめ (総括発言) 吉村良一(立命館大学教授・日本環境会議代表理事) |