<JEC会員の皆様>
前回の「JECニュースレター」(通算:第29号、2005年7月)をお届けしてから、早くも1年近くが経過しました。ご無沙汰をお詫びいたします。今回の「JECニュースレター」(通算:第30号)では、この間におけるJECの主な活動報告を兼ねて、幾つかのお知らせとお願いをさせて頂きます。
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1.「第7回アジア・太平洋NGO環境会議」(APNEC-7)(カトマンズ会議)の開催報告
懸案であった「第7回アジア・太平洋NGO環境会議」(APNEC-7)(カトマンズ会議)が、昨年(2005年)11月初旬(11月3日〜6日)の日程で、無事に開催され、成功裏に終わりました。この会議には、JECからは、淡路剛久理事長を団長とした代表団8名が参加しました。
>>この概要と記録については、すでに郵送サービスされている『環境と公害』誌(岩波書店)第35巻第4号(2006年4月25日発行号)で、「第7回アジア・太平洋NGO環境会議(APNEC-7)の記録と宣言」(山下英俊)として掲載されていますので、ご参照ください。
2.「<第3回>環境被害救済&紛争処理に関する日中国際交流ワークショップ」の開催報告
前出のカトマンズ会議に続き、2005年11月26日(土)〜27(日)の日程で「<第3回>環境被害救済&紛争処理に関する日中国際ワークショップ」(於・上海)も無事に開催され、成功裏に終わりました。このワークショップには、礒野弥生副理事長を団長に、総勢32名が日本側から参加しました。
>>この概要と記録についても、前出の『環境と公害』誌(岩波書店)第35巻第4号(2006年4月25日発行)で、「第3回環境被害救済(環境紛争処理)日中国際ワークショップ(上海)」(大塚健司)として掲載されていますので、ご参照ください。
また、上記のワークショップ後の日程で、大塚健司氏等のご尽力により、淮河汚染の現地調査も行われました。この調査には、原田正純代表理事をはじめ、9名が参加しました。
>>この現地調査については、『環境と公害』誌(岩波書店)第36巻第1号(2006年7月25日発行号)の特集論文および座談会で取り上げられていますので、ご参照ください。
3.「ニッセイ財団助成研究」の研究成果刊行のお知らせと活用・普及のお願い
2001年2月からスタートさせてきた「環境再生政策研究会」は、4年余にわたる研究調査活動を積み上げてきましたが、2003年10月以降の2カ年にわたる日本生命財団による特別研究助成に対する成果のとりまとめが、去る5月19日、淡路剛久監修/ 寺西俊一・西村幸夫編『地域再生の環境学』(東京大学出版会、323ページ)として、刊行の運びとなりました。この活用・普及について皆様のご協力・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
4.「アジア環境白書」シリーズ第4弾の刊行予定のお知らせ
JECによる「アジア環境白書」シリーズの編集・刊行の取り組みが、昨年4月20日、朝日新聞の「第6回明日の環境賞」を受賞しましたが、このシリーズ第4弾にあたる『アジア環境白書2006/07』(東洋経済新報社)が、今年6月下旬ないし7月初旬頃には、刊行となる予定です。このシリーズ第4弾の刊行に寄せて、来る6月24日(土)の午後、東大農学部にて、記念シンポジウムが開催されますので、是非、ご参加ください(同封の案内チラシ、参照)。また、このシリーズの普及・活用に、引き続き、皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。
5.「四日市環境再生まちづくりプラン検討委員会」等のお知らせ
JEC事務局のもとに、2004年7月から「四日市環境再生まちづくりプラン検討委員会」が設置され、四日市を舞台にした市民公開講座や調査研究活動が積み上げられています。また、2005年4月からは、JEC事務局支援のもとに「沖縄持続的発展研究会」もスタートしています。ご関心の方は、JEC事務局(jec-sec@einap.org)まで、ご連絡ください。これらの検討委員会や研究会のご案内を差し上げます。
6.「環境被害に関する国際フォーラム」および「第24回JEC大会」のお知らせとお願い
今年は、「水俣病公式確認」から50年に当たります。これを受けて、熊本学園大学が新たに設立した「水俣学研究センター」(センター長:原田正純教授)が中心となり、「環境被害に関する国際フォーラム」の開催(今秋の年9月8日〜9日:於・熊本学園大学、同9月11日〜12日:於・水俣)が予定されています。この「国際フォーラム」は「第24回JEC大会」を兼ね、JECも全面的に後援いたします。とくに前半の9月8日(金)〜9日(土)の日程のなかで、JEC理事会およびJEC会員総会を開催させていただく予定です。この件については、詳細が確定次第、改めて、ご案内させていただきます。
7.JECのHP更新のお知らせ、および、JEC会員ML登録のお願いについて
今年(2006年)5月から、従来までのJECのHP(http://www.einap.org/jec/)を新たな装いで更新しました。また、この間に、JEC会員MLを立ち上げ、運用を開始しています。このJEC会員MLに未登録の方で、登録を希望される方は、@氏名、AEメール・アドレスを、JEC事務局MLあてに、「JEC会員ML登録希望」とご明記の上、ご送信をお願いします。登録させていただきます。
8.JEC会費納入のお願い、および、JEC会員サービスの拡充について
(1)この間、JEC会員の皆様のなかで、住所変更、異動・物故、入退会等が数多くあり、JEC会員名簿改訂の作業にかなりの時間と労力を要してきました。ようやく、一部の会員を除いて、ほぼ完全なJEC会員名簿の整理が終わりました。この改訂名簿をもとにして、今年度(2006年度)のJEC会費(年額6000円。学生会員は年額4000円に割引。2005年度以前の会費滞納がある場合はその分も合わせて)のご請求をさせていただきます。速やかな会費納入、どうぞ、よろしくお願いいたします。
(2) JEC会員の皆様には、昨年7月から、会費納入を前提に、JECの準機関誌である『環境と公害』誌(年4回発行)の郵送サービスを開始しています。今後、JEC会員を大幅に増やしていきたいと考えておりますので、どうぞ、周囲の方々への積極的なご勧誘をよろしくお願いしたいと存じます。
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(同封物一覧)
<1>「JEC会員へのお知らせとお願い」(「JECニュースレター」通算第30号)(本状)。
<2>「JEC会費の納入のお願い」+「会費納入用振り込み用紙」。
<3>「『アジア環境白書2006/07』刊行記念シンポジウム」(案内チラシ)。
<4>その他(『公害文献大事典』刊行案内パンフ)。
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